2018年8月19日日曜日

旅するジャンべ(青森編) 第三夜 「聖地 恐山」


 旅するジャンべ青森編第三夜は下北半島の聖地「恐山」ですよ。恐山というと、私たちの年代なら(40代)夏休み特番の「あなたの知らない世界」でおなじみですよね。って、知っている人いますか?私も実際に行くまでのイメージとしては「風車カラカラ、石が積み上げられており、カラスがカア〜!で、霊が現れて・・・。」みたいな感じだったんです。でも、行ってみると最近は色々整備されていて、言い方悪いですけど霊界テーマパークみたいになってます。ある意味、観光地化されすぎ?って部分もありますが。

 しかし、下北半島の方々にとっては、昔も今も変わらずの聖地なんですよ。「亡くなった方の魂はお山を通って、天に帰る。亡くなった方の魂とは、お山で会うことができる。」と、信じられていますし、実際本当だと感じています。恐山の参道に車で入った瞬間に空気が変わることも実感できますしね。
 さて、こちらも参拝は6年ぶりでした。ここに行くためには、やはり心して行くことが肝心だと思いますね。下北霊場の最大の聖地ですから。行ってみるとわかると思うのです
が、恐山の奥に宇曽利湖という湖がありますが、この湖の前に立つと心がスッとするんですよ。洗われるというか。是非一度、みなさんにも行ってほしい場所ですね。
 (恐山についての詳細は、トリップアドバイザーさんがとても上手にまとめていますので、参考にしてください。)
 今回の参拝は、お盆だったので妻の父のへのご供養と今年7月に生まれてすぐ虹の橋を
渡った子猫の空虹(アコ)と虹春(コハル)の鎮魂・供養、そして東日本大震災以後亡くなった方々への鎮魂を目的としていました。宇曽利湖の湖畔には、大震災後に建てられた慰霊碑があります。2つの鐘があって、左の鐘は「希望」、右の鐘は「鎮魂」で、訪れた方々は鐘を鳴らします。
 私は、湖畔でグーダドラムを献奏しました。ここでは、ダニーロ強さん作曲の「Aoi −蒼−」を演奏しましたが、こんな場面ではとてもいい曲ですね。映像もあるので、ご覧ください。この曲、ダニーロさんは生命の息吹をイメージして作曲されたようですが、神聖な場所で奏でると気持ちがスッとしました。この曲は次の日に十和田神社でも演奏したんですが、その時には、すごい出来事がありましたよ。(これは、第4夜に書くつもりです。)




(追記)
 この日の夜は久しぶりに親族が集まって、庭で焼肉をしたんですよ。中学生だった甥っ子たちがもう20歳を超えていて、一緒にお酒を飲めるようになっていて時の流れの速さに驚きました。そして、その夜はどうも寝付けなくて、「暑いし飲み過ぎかな〜」なんて思っていたんです。で、暑いので窓を開けたら、いつのまにか寝ていました。そして朝になったら、開けたはずの窓が閉まっているんですよ。妻に聞いても閉めていないということで、ちょっとした不思議体験でした。妻曰く「父がいた気がする」とのことだったので、お義父さんが帰ってきていたのかもしれませんねえ。下北半島はそんなことが普通に起こるし、普通に話される場所なんです。本当に、霊場下北なんですよ。(笑)


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